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【No.101】経営者が示す覚悟、そして、捨てるプライド

COVID-19(新型コロナウィルス)が私たちの日常を一変させつつあります。

(国内・海外関わらず)人が移動しない、とこうなってしまうのか・・・と実感してしまいます。

新幹線や飛行機はガラガラ。

仕事は家で、通勤は最低限。

しかも仕事が終わったら、寄り道しないで真っすぐに家に。

人と接触しないように距離をとって。

これって「ソーシャルディスタンス」って呼ばれてますよね。

これまで耳にしたことがない言葉です。

人と人の間に社会的距離をおく、今は大事ですけど、人と人の間に心の距離も離れてしまいそうで、特にサービス業では。

小職のコンサルティング、教育・研修、サロン、居酒屋、カフェ、バー、スナック、キャバクラ・・・

コミュニケーションや場が大切なビジネスは、「予期せず」、「一斉に」、「ガラッと」やり方を見直さなければいけなくなりました。

経営者は、巣ごもりを奨励されている一般消費者を相手にどうビジネスを展開すればよいのか、悩んでいる。

従業員は、COVID-19への感染は怖いが、生活のためには仕事をしなくてはいけない。

どんどん委縮してしまう・・・火を見るよりも明らかです。

そんな状況下で、経営者が今やるべきことは2つだと私は考えています。

1つ目は、「経営者は従業員の雇用と健康を守るために全力を尽くすこと、それを意思決定と行動で示すこと」です。従業員に経営者の覚悟を表出することで、「仕事を継続することの正しさ」を魅せることが肝要です。

2つ目は、「会社をこの困難を乗り越えた未来に繋ぐために耐え凌ぐこと」です。そのためにプライドを捨て、死に物狂いになることが必須です。

さて、手前どもは2つ目「死に物狂いの経営者」から、所謂「コロナ貸付」に関する相談が数多く寄せられています。

政府が日本政策金融公庫の無担保無利子の貸付を大々的にPRしていますが、当社支援先でも断られている先があります。

共通しているのは、「条件変更先」という点です。「審査が緩い」とか言われていますが世間の認識ほど簡単なものではありません。
※条件変更先でも業績が回復傾向だったり、、資産売却など経営改善努力がみられる先は融資を受けられている例もあります。

無担保無利子とはいえ、「借入」です。助成金ではありません。返済できそうかどうか、チェックされます。

いつの時代にも「実力」と「信用」は必要です。

COVID-19を乗り越えた先に待っているのが真っ暗闇だったら目も当てられません。

まだ間に合います。間に合うはずです。

COVID-19によって作り変えられた新しい世界で通用する実力を得るために、私たちと一緒に作戦を考えませんか?

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2015年には日本経営診断学会会長賞、そして2018年には、中小企業庁長官賞を受賞。2020年にはBatonzベストアドバイザー2020に選出。 私の仕事は、クライアント企業が変化して、成果が出てなんぼの世界。報告書を書くとかいった「作業」自体になんの価値もありません。「コンサルを受けたい」社長なんていません。 私は組織開発型事業再成長支援プログラムを通じて、社長の願いである「会社を良くしたい」に応えていきます。 経営理念は「成長の歴史と証を共に創り、心を、組織を、未来を、動かす」

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