(事例 9)
計画第1期直近試算表段階での実質黒字転換に成功
【認定経営改善計画策定支援】「産業機器製造業S社~「下請加工業者」から「メーカー」への変革」

状況

平成12年5月、法人設立。プレス加工から機械加工、製缶、板金まで一貫した加工を特徴としている。主要取引先の下請加工業者として事業展開してきたが、主要取引先の事業縮小のなか、真の製造業(=メーカー)への変革を試行錯誤していた。

提案

下請加工業者から、製造業への変革、並びに原価管理の徹底を図るべく、社長以下、全社員の改善に向けた意識は高く、プロジェクト別の原価管理の徹底からの着手をはじめとして、以下の3点を提言した。

  1. 事業部門別の売上目標管理徹底
    事業部門別の実績管理を徹底しつつ、目標達成に向けて、柔軟な経営判断と意思決定が行える仕組み(業務・会議体・ルール)を構築する。
  2. 原価管理の強化
    仕事内容(=プロジェクト)別にコード体型を整備し、実際原価(労務費・材料費・外注費・経費)を算出、採算の精査と振返りを徹底する。
  3. タイムリーな資金管理の徹底
    社内の売上(受注)管理、原価管理を強化し、日々の資金繰り管理との連動性を高め、タイムリーな資金管理体制の構築を図る。

成果

取引金融機関に経営改善計画を説明、当社の事業実態と窮境要因、事業改善の方向性についてご理解を頂き、支援体制の整備を行なった。

下請け加工会社から製造業者への変革を進展させるなかで、原価管理体制の構築を進め、各事業部門別の会議を毎月実施することで、現場からの声が積極的に上がるようになり、製造部門、営業部門との連携度合いが向上した。在庫管理の強化を図るとともに工場内の整理整頓、事業フローの標準化が図られ、効率化、原価抑制が図られつつある。計画第1期直近試算表段階での実質黒字転換に成功している。


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